6月28日金曜日に2013年上半期のセミナーを開催し、無事に終了しました。
1部と2部に分け開催し、1部では「数値管理の重要性を再確認~試算表の重要性~」というテーマで行いました。
数値管理における試算表の重要性を再認識するために、試算表作成にあたり必要となる「正確性」「連続性」「タイムリーさ」について、これら3点が欠如した場合に起こりうる問題点を過去の経験を踏まえて挙げていき、参加した企業の現状とも照らし合わせながら考えることにより、今後の数値管理における課題等が見える内容となりました。
2部の「モニタリングについて」では、モニタリングのポイントとして「業績実績と事業実績の擦り合せ」と「PDCAの定着化」の2つを挙げ、その中において特に銀行側が重要視する部分を銀行の視点からお話しいただきました。また、参加者と対話しながらの講演で、意見や質問にも丁寧に回答いただいたことから、実際にモニタリングを行う際に企業側の感じる不安の軽減にもつながり、銀行と企業間でのやりとりが、今後より積極的に行われるようになるのではと感じるものとなりました。
約3時間のセミナーでしたが、講師だけでなく、参加者全員で意見を出し合い議論することによって、集中が途切れることなく、非常に有意義な時間となりました.